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Last update 2008-12-24
 
Joint ALMA Observatoryへの初アンテナ引渡し
 -ALMA observatory equipped with its first 'eye'-
2008年12月19日

 ALMA(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)の運営母体となるALMA観測所(Joint ALMA Observatory)へ、日本が製作したACA(アタカマコンパクトアレイ)12mアンテナが第1号アンテナとして引き渡されることになりました。これは、ALMA計画において最初のアンテナ受入であり、ALMAプロジェクト全体にとって重要なマイルストーンを達成したこととなります。

日本が製作したアンテナは、直径12mのアンテナ4台と直径7mアンテナ12台で構成されるACA(アタカマ・コンパクト・アレイ)を構成する1台です(ACAについては、ALMAの性能を参照)。
ALMAのアンテナは標高5000mの高地で、強風や移り変わる気温など様々な過酷な状態に耐えなければならないので、その性能や必要条件を満たしているか、標高2900mのOSF(山麓施設)にて様々な試験をします。その試験をクリアして初めて、ALMA観測所への引渡しになります。


「日本のプロジェクトチームは厳しい仕様を満たし最先端技術を駆使したアンテナを製造しました。私たちは、科学的観測を見据えたアンテナを備えることができ、今回のアンテナ引渡しにとても興奮しています」と、ALMA観測所のThijs DE GRAAUW ALMAディレクターは言っています。

また、国立天文台の井口聖ALMA-Jプロジェクトマネージャは「ALMAは日米欧の国際プロジェクトです。完成すればこれまで見ることができなかった宇宙を観測し、天文学の新しい時代をつくっていくことでしょう」と、ALMAでの天文学の進展に期待をしています。



詳しい情報は、http://www.almaobservatory.org/をご覧ください(英語・スペイン語のみ)


ニュースリリースビデオ(英語のみ)
 Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO)

Video News Release
ALMA observatory equipped with its first 'eye'


国立天文台台長 観山正見インタビュー

井口聖 ALMA-Jプロジェクトマネージャインタビュー

小笠原隆亮 ALMA-Jチリ事務所長インタビュー


第1号アンテナ
写真1:ALMA観測所に引渡される第1号アンテナ

第1号アンテナ
写真2:サンチャゴのALMA観測所オフィスにて、第1号アンテナ受入の審査会が行われました。写真は承認された時の様子。拍手をし笑顔を見せる井口聖ALMA-Jプロジェクトマネージャ(写真左)。

第1号アンテナ

写真3:第1号アンテナ受入の署名の様子。前列、署名をする井口聖ALMA-Jプロジェクトマネージャ(右)とThijs de Graauw ALMAディレクター。後列右より、Richard Hills ALMAプロジェクトサイエンティスト、 稲谷順司ALMA-Jアンテナチームリーダ、齋藤正雄ALMA-Jアンテナサイエンティスト、森田耕一郎ALMA-Jプロジェクトサイエンティスト。(写真:小笠原隆亮)


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