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45m電波望遠鏡、観測の一時停止について

一部システムの不具合による観測の一時停止

野辺山45m電波望遠鏡で観測を行っている、100GHz(波長約3mm)といった比較的周波数の高い観測では高い指向精度・天体追尾精度が必要とされます。45m電波望遠鏡ではマスターコリメータという機器を用いることでその性能を達成しています。今回、このマスターコリメータの駆動システムに問題が生じたため、十分な天体追尾精度を達成できなくなりました。そのため、現在、全ての科学観測を一時中止しています。
観測再開の時期については現時点では未定です。目処が分かり次第、お知らせします。

1. 発生の経緯
3月4日頃から、マスターコリメータ駆動システムにエラーが出始めていましたが、3月17日にはエラー解除ができなくなり、望遠鏡を駆動させることができなくなりました。

2. 対応状況
その後、製造メーカーによる故障原因の調査検討と観測所員による調査と対応を進めてきました。その結果、復旧までに最低でも数週間が必要であることがわかりました。
これを受けて観測者に観測停止の通知をするとともに、観測所では、マスターコリメータを使用しない状態での観測の可能性を調査・検討を進めています。

3. 今後について
観測の再開時期については、製造メーカーによる原因究明が必要なため、現時点では未定です。目途が分かり次第あらためてお知らせする予定です。

参考:詳細はこちら