[ Japanese | English ]

Export版OTFリダクションソフト NOSTAR

動作環境

Export版NOSTARは、 Linux(Red Hat ELまたはFedora)をインストールしたPCで動作します。 それ以外の環境は動作保証外です。 (ソースからコンパイルすれば動作する可能性はあるが、サポートしません)。 開発に用いている環境は以下のとおりです。

NOSTAR

から構成されています。以下で、それぞれのインストール方法を説明します。

コマンド群のインストール

コンパイル済みバイナリのみをコピーする方法と、 ソースからコンパイルする方法があります。 ソースからコンパイルするには CおよびFORTRANコンパイラ (e.g., gcc & g77) が必要です。 バイナリコピーの場合にも、g77関係のライブラリがインストールされていることが必要です。

バイナリをコピー

実行ファイルのアーカイブをダウンロードして、適当なディレクトリに展開してください。 展開する場所は任意ですが、ここでは /usr/local/nostar/bin/ とします。

Linux (Intel)用バイナリ
otf-bin-32-2012-05-28.tar.gz 32ビット版 [2012-05-28] SAM45 support

% su
# mkdir -p /usr/local/nostar
# tar zxvf otf-bin-XX-XXXX-XX-XX.tar.gz -C /usr/local/nostar/

実行時にライブラリ(libg2c.so.0)がないと怒られたら、ライブラリのインストールが必要です (g77をインストールするとライブラリも組み込まれるはずです)。

RedHatあるいはFedoraでも環境によっては動作しないことが考えられますので、 その場合はソースからのコンパイルをお願いします。

ソースからコンパイル

ソースをダウンロードして展開します。

ソース
otf-src-2012-05-28.tar.gz [2012-05-28] SAM45 support

% tar zxvf otf-src-XXXX-XX-XX.tar.gz
% cd src

環境変数CC, FC, OTF_INSTALL_DIRを設定してください。 CCにはCコンパイラとオプションを与え、 通常は"gcc -DINTEL -Wall"とします。 CPUがIntel系でない(ビッグエンディアンの)場合、"-DINTEL"は不要です。 また、古い処理系でコンパイルが通らない場合(GCC 2.x以前?)には"-DGCC2"をつけてください。 FCはFORTRANコンパイラ、 OTF_INSTALL_DIRは生成されたバイナリのインストール先ディレクトリです。

% setenv CC "gcc -DINTEL -Wall"
% setenv FC g77
% setenv OTF_INSTALL_DIR /usr/local/nostar/bin

もちろん上記はCシェル系の場合で、Bシェル系では export CC="gcc -DINTEL -Wall" 等とします。

makeしてインストールします。

% make clean
% make
% su
# mkdir -p /usr/local/nostar/bin
# setenv OTF_INSTALL_DIR /usr/local/nostar/bin
# make install

IDLプロシージャ群のインストール

正規版IDLがインストールされた計算機では、 IDLのプロシージャ群を所定のディレクトリにコピーします。 そうでない場合(または実行時にIDLのライセンスを消費したくない場合)、 無償の実行環境IDL Virtual Machineをインストールし、 コンパイル済みのプロシージャ(.savファイル)を使います。

IDLのライセンスをお持ちの場合

環境変数IDL_DIRを適切に設定してください。

% setenv IDL_DIR /usr/local/itt/idl

プロシージャのアーカイブをダウンロードして、適当なディレクトリに展開します。 展開する場所は任意ですが、ここでは /usr/local/nostar/pro/ とします。

IDLプロシージャ
otf-pro.tar.gz [2009-06-10]
otf-pro-2008-07-10.tar.gz (old) [2008-07-10]

% su
# tar zxvf otf-pro.tar.gz -C /usr/local/nostar/

または、下記「IDLのライセンスがない場合」と同様に、 コンパイル済みの.savファイルを使うこともできます。 こうすると、実行時にIDLのライセンスが消費されません。

IDLのライセンスがない場合

EXELIS社のページから IDL Virtual Machineをダウンロードしてインストールします。 idlコマンドにパスを通し、環境変数IDL_DIRを適切に設定してください。

% set path=(/usr/local/itt/idl/bin $path)
% setenv IDL_DIR /usr/local/itt/idl

コンパイル済みのIDLプロシージャ(.savファイル)をダウンロードして、適当なディレクトリに展開します。 展開する場所は任意ですが、ここでは /usr/local/nostar/ に置きます。

IDLプロシージャ(コンパイル済み)
otf.sav.71.tar.gz [IDL 7.1]
otf.sav.70.tar.gz [IDL 7.0]

% tar xvzf otf.sav.71.gz
% su
# mv otf.sav /usr/local/nostar/

起動スクリプトのインストール

起動スクリプトをダウンロードし、環境に合わせて書き換えます。 (シェルスクリプトに不慣れな方へ:等号の前後にスペースを入れると動かなくなるのでご注意ください)

起動スクリプト
nostar.gz [2007-11-08]

% gunzip nostar.gz
% vi nostar

IDLのコンパイル済みプロシージャを使う場合は idl -vm=(.savファイルへのパス)、 そうでない場合は idl start_otf を使います。

OTF_START_CMD='idl start_otf'
# OTF_START_CMD="idl -vm=/usr/local/nostar/otf.sav"

データを置くディレクトリは、 ${OTF_ROOT_DIR_PREFIX}GROUP${OTF_ROOT_DIR_POSTFIX}PROJ/ となります。下記の例では /home/GROUP/PROJ/ です。

OTF_ROOT_DIR_PREFIX=/home/
OTF_ROOT_DIR_POSTFIX=/

コマンド群を展開したディレクトリをOTF_CMD_PATHで指定します。 コンパイル済みでないIDLプロシージャを使う場合は、 プロシージャを展開したディレクトリをOTF_GUI_PATH、 NASA IDL Astronomy Library を置いたディレクトリをOTF_ASTRO_PATHで指定します。

  EXPORT)
    OTF_CMD_PATH=/usr/local/nostar/bin
    OTF_GUI_PATH=/usr/local/nostar/pro
    OTF_ASTRO_PATH=/usr/local/itt/idl/idl_astron

実行パーミッションを与え、適当な場所に置きます(e.g., /usr/local/bin/)。

% chmod 755 nostar
% su
# mv nostar /usr/local/bin/

データの移行

プロジェクトディレクトリの作成

ディレクトリ ${OTF_ROOT_DIR_PREFIX}GROUP${OTF_ROOT_DIR_POSTFIX}PROJ/otfdata を作成します。通常、GROUP=ログイン名 です。 サブディレクトリ .../otfdata/split 、および必要に応じて .../otfdata/raw も作成してください。

% mkdir -p /home/hogeusr/hogeprj/otfdata/{raw,split}

データのコピー

生データ、および分割後生データのフォーマットはSolaris/SPARC版と同一(ビッグエンディアンで記録) なので、生データを ${OTF_ROOT_DIR_PREFIX}GROUP${OTF_ROOT_DIR_POSTFIX}PROJ/otfdata/raw 、分割後生データを ${OTF_ROOT_DIR_PREFIX}GROUP${OTF_ROOT_DIR_POSTFIX}PROJ/otfdata/split に単にコピーするだけです。Linux/IntelからSolaris/SPARCへのコピーも可能です。 生データの所在については その他の情報: データのバックアップ をご参照ください。 その他、履歴ファイル(拡張子".his")はテキストファイルなのでプラットフォームには依存しません。

それ以外の一時ファイルはローカルなエンディアンで書かれるため、 Solaris/SPARC版(ビッグエンディアン)とLinux/Intel版(リトルエンディアン)との間で互換性はありません。 Flag用の".sp"ファイルなどです。 異なるエンディアンの一時ファイルが残っていると動作に支障を来すこともあります。

起動

起動スクリプトを叩くとGUIが立ち上がる、はずです。

% nostar

コンパイル済みIDLプロシージャを使っている場合には IDL Virtual Machineのスプラッシュスクリーンが表示されます。クリックすると先へ進みます。

既知の問題

修正履歴


Copyright

本ソフトの版権は、国立天文台野辺山宇宙電波観測所 および 富士通株式会社 に所属します。 本サイトで配布している各種パッケージを許可なく再配布することを禁じます。

2009-06-10 nro45mrt @ NRO