特別公開日
特別公開2014
※今年の公開日は終了しました。ありがとうございました。
★更新情報★
★開催日★
2014年8月23日(土) 9:30〜16:00 (入場は15:30まで)
★特別公開2014テーマ★
『電波天文、野辺山から世界へ!』
★特別講演会★
【野辺山から世界へ:太陽電波45年】
元国立天文台教授、現国立天文台特別客員研究員。理学博士。1970年、名古屋大学理学研究科博士課程(物理課程)を経て東京大学東京天文台(野辺山太陽電波観測所)に就職。それ以来一貫して太陽観測用の各種電波望遠鏡の製作を主導し、またそれらの電波望遠鏡や人工衛星に搭載されたX線望遠鏡を使って太陽表面でおこる太陽活動(太陽面爆発現象、等)の観測的研究を行ってきた。10年ほど前から、中国国家天文台で計画した太陽電波望遠鏡の設計・製作・立ち上げの相談に乗ってきた。
太陽の姿を明らかにするためには、光、電波、X線などによる長期間の観測が必要である。この講演では、45年前から野辺山で始まった各種太陽電波望遠鏡(手作りでも多くの観測成果が出た相関型太陽電波干渉計:1978年完成、世界第一級の電波ヘリオグラフ:1992年完成など)の建設がどのような考えで進められどんな困難があったかを述べ、またそれらの望遠鏡からえられた主な観測成果の一端についても述べる。
中学生以上、小学校高学年も可。
【電波で見る宇宙:野辺山、そして南米のアルマ望遠鏡の成果】
国立天文台チリ観測所教授。京大理学部卒。名大大学院博士課程修了。 テキサス大学研究員、茨城大学助手、国立天文台助教授などを経て、 国立天文台教授。 アルマ東アジア地域センターマネージャーをつとめる。
日本が世界に誇る野辺山の電波望遠鏡。そして、その経験をもとに、日米欧の国際協力で南米チリに建設した究極の電波望遠鏡「アルマ」。 この2つの望遠鏡から得られた最新の観測結果をもとに、 宇宙で、どのように星が生まれているのか、どのように惑星系が生まれているの か、どのように銀河が生まれているのか、をご紹介します。
小学生高学年以上