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Last Update: 1st August 2018

観測に関する諸情報・ルール

観測アシスタント

野辺山宇宙電波観測所では、共同利用観測から最大の成果を出していただくために、アシスタントとしてスタッフを各観測に配置しております。 観測アシスタントに関するルールは以下の通りです。

悪天候に関するルール

天候による運用停止のルール

アンテナ鏡面に対して着雪が起こると、実効的なアンテナ能率が著しく減少します。 降雪下で観測を続けると、ご自身の観測のみならず、次の観測者の観測にも大きく影響してしまいます。 従って、降雪を確認次第、観測は停止となり、アンテナを風下、EL=11度に向けて雪がやむまで待機していただくことになります。 降雪の判断は、観測棟外の見学室へ向かう階段への着雪の有無で行います。--> 鏡面についた雪は原則として太陽光で融かすことで行い、着雪が無くなったことを観測所側で確認後、観測を再開します。 なお、観測開始前の段階で明らかに降雪が認められる場合、観測棟のアシスタントへ電話で連絡すれば観測棟へ行く必要はありません(内線:4341)。

風によるアンテナの損傷を防ぐため、風速による観測への制限があります。 風速が一瞬でも20m s-1を超えた場合、ただちにアンテナをEL=90度(天頂)へ向けて、 その後、最後に風速20m s-1を下回ったときから30分間が経過するまで観測は停止となります。 風速が10m s-1以上と20m s-1以上とでは異なる警告音が鳴りますので、 観測中は気象モニター付近のスピーカーの音にも注意を払っていただくようお願いいたします。

バックアップ観測に関するルール

45m鏡では、共同利用としてバックアップ観測というカテゴリーの観測を行っています。 これは悪天候で高い周波数の観測ができないと観測者が判断した場合に、バックアップ観測として採択されている低周波数での観測を行うというものです。 バックアップ観測に譲った分の時間は、あとから追加で割り当られるので、悪条件下で無理に観測するより有利です (ただし共同利用の追加時間(補填)から譲った場合には、原則として再補填されません)。

バックアップ観測への切り替えについては、以下のルールに従って下さい。


なお、PIの方がいない場合でもバックアップ観測への切り替えがスムーズに行えるよう、共同研究者にもバックアップ観測への切り替えについて、事前にご説明いただきますようお願いいたします。

切り替えの条件については、例えば100GHz帯の観測では、以下のような条件ではよいデータが期待できませんので、観測の経験が少ない方は、参考にしてください。 (システム雑音温度と観測時間の間には逆二乗の関係があります。例えば、観測見積もり時のシステム雑音温度に対して実際の値が3倍だった場合、観測時間は想定の9倍かかることになります。)

隙間時間の扱い

観測所ではできるだけ望遠鏡を共同観測に供せるように割り当てを決めていますが、前後の観測の間に割り当てのない隙間時間が発生してしまうことがあります。 その時間は原則として観測所で行う測定や試験に利用しますので、観測時間は割り当て通りとなります。