野辺山宇宙電波観測所では、45m電波望遠鏡を有料観測制度として運用しています。有料観測制度はユーザーやコミュニティの皆様との議論を経て制定され、2022年度より開始されました。これまで毎年 200 名弱の方にご利用いただいております。
観測所では、45m鏡をこれまで以上に多くの方にご利用いただくことを目的に、2026年度より新たに友達紹介制度(本制度)を開始します。既存のユーザーの皆様におかれましては、ぜひ国内外の多くの方に45m鏡をご紹介いただき、また、新規ユーザーの皆様には45m鏡によるミリ波データをご活用いただければと思います。
制度詳細
- 対象
- 紹介されることができる人: 45m鏡有料時間を購入した事がなく、初めて購入する人(学生を含む)
- 紹介することができる人: 制限なし
- 特典
- 紹介した人に、新規ユーザーの初回購入時間の 20% の観測時間を提供します
- ただし、一度の紹介で本制度を適用できるのは最大 250 時間の購入までとします (一度の紹介で紹介者に提供されるのは最大 50 時間まで)
- 本制度で提供された観測時間は翌年度以降に持ち越す事ができます
申請方法
- 新規ユーザー
- プロポーザル提出時、NRO45 Application Book (A) の中の “Referrer’s name” に紹介してもらった人の氏名を記入してください
- 紹介したユーザーが観測時間を利用するとき
- 専用のプロポーザル NRO45 Application Book (B) を使って観測時間をリクエストしてください
経緯
本制度は以下の流れを経て策定されました。
- 2025/10/16 の JSAC にて、野辺山宇宙電波観測所から提案し、JSAC 委員により審議された。議事録(要旨):45m鏡の運用として良いアイデアである。紹介者に割り当てる観測時間は持ち越せると利便性が高まりより良い。UM などを通して広く議論を行う必要がある。
- JSAC 議論を踏まえて、実施案を改訂。
- 2025/12/17 ALMA-NRO-ASTE User’s Meeting にて、野辺山宇宙電波観測所より本制度を提案し、ユーザーコミュニティにより議論された。反対意見は無し。引き続きメールなどを通じてコミュニティから意見を募集することになった。
- 追加の意見、反対意見は届かなかった
- 2026/3/11 の JSAC にて、上記の議論の経過を報告し、本制度が承認され、2026 年度より開始することになった。

